医薬品を使わずガス腹を解消する5つのテクニック
なかなか解消できないガス腹。
どうしてもガスピタンなどの医薬品を使ってガスを溜めないようにしてしまう。
しかし医薬品に頼っているばかりでは根本的な解消にはなっていません。
今回は、薬を使用せずにガス腹を解消するためにできることを解説します。
なぜお腹にガスが溜まるのか?
口から空気を飲み込む
空気を飲み込んでお腹に溜まるとそれがガス腹の原因になります。
呼吸の回数を意識的に減らすことは難しいため、呼吸数が増える原因となる精神的ストレスを解消しましょう。
仕事や家庭でのストレスによって、呼吸が乱れているということです。
食事が悪い
肉類をたくさん食べる方は、それがガス溜まりの原因になっている可能性が高いです。
肉類は腸内で腐敗しやすく大量のガスを発生させます。
他にも芋類などの炭水化物をたくさん食べたり消化の良くない食べ物によって、ガス腹は引き起こされるのです。
悪玉菌優勢の腸内
食事が悪いのとダブルパンチで悪玉菌優勢の腸内だと、さらに腐敗が進みやすいです。
肉類や炭水化物の取りすぎが悪玉菌増加を招く原因にもなり、腸内環境はどんどん悪くなり悪臭ガスの発生に拍車をかけてしまいます。
運動不足
運動不足によって腸内の働きが弱まっていることが考えられます。
ぜん動運動が正常に起これば、ガス腹にはなりにくいです。
アレルギー
軽度の食物アレルギーの方は、食べ物によってはガスが発生しやすいようです。
大人になってから発症するアレルギーもあるため、定期的に血液検査を行うと良いでしょう。
自分のアレルゲンを把握してなるべく食べないようにする必要があります。
おならを我慢する
職場などでおならを我慢したりトイレを我慢したりすると、ガスがどんどん溜まっていきます。
おならが出そうになったら誰もいない場所へ行って済ませてしまうのが良いです。
おならが出すぎて困っていますという方は、肉類や炭水化物の食べ過ぎや運動不足を疑いましょう。
おならは生理現象ですので、その都度出してしまった方が良いです。
ガス腹を解消する方法
食事改善
肉類や炭水化物を食べ過ぎないようにしてください。
お菓子やジュースなども食べ過ぎNGです。
1日の食事の総量を減らすこと(少食)も重要になってきます。
なかなか実践できないかもしれませんが、食べ過ぎている食事をちょっとずつ減らしていきましょう。
運動する
運動は超基本で、腸のぜん動運動や自律神経をきちんと働かせるためには重要です。
ハードな運動をする必要はありません。
自宅でできるようなものや家の周りを音楽を聴きながら歩くだけでも、かなり違います。
マッサージやストレッチ
あまり腸に外部からの刺激を与えるのはよくありませんが、おへその周りを軽めに押してあげるとガス腹が弱まります。
つまりは、ぜん動運動の代わりに外から刺激を与えるというイメージですね。
それであればストレッチや軽めの体操を1〜2時間おきにやると良いでしょう。
1日中動いている方であれば必要ありませんが、デスクワークなどで同じ体勢を長時間続ける方は伸びをするだけでも違います。
体が固まったり引き締められたりするのが問題なので、引き締め感のある服装を避けるなども対策としては有効です。
ストレス解消
ストレスは万病の元と言いますが、ガス腹の原因にさえなります。
呼吸数が多くなることもそうですが、ぜん動運動の弱体化や自律神経の乱れを引き起こすのです。
会社で働くならストレスは付き物・・・。
家庭内ストレスは仕方がない・・・。
と感じて生活の基準やクオリティーが下がっているのが現代人です。
しかし、自分に合ったストレス解消法を探したり環境を丸ごと変えてしまうなどの対策が大切となります。
腸内善玉菌を増やす
腸内環境を善玉菌優勢にすることができれば、悪玉菌が減りガスが発生しにくくなります。
腸のぜん動運動を促してくれる効果もあるため、さらにガス腹になりにくくなるのです。
善玉菌は炭水化物の分解にもパワーを発揮してくれるため、炭水化物を食べ過ぎても正常に分解消化してくれれば炭水化物の問題はなくなります。
発酵食品やサプリメント、水溶性食物繊維を食生活に取り入れることによって、腸内善玉菌を増やすことが可能です。
まとめ
ガス腹は何らかの対策を取ることで必ず解決することができます。
病気の時は別として、薬に頼る必要はありません。
しかし乳酸菌サプリメントを活用して腸内フローラを善玉菌優勢にするのは有効な方法です。
2016/08/12